MIYAZAKI LOCATION GUIDE 2006
「宮崎ロケーションガイド」について

 最近、映画やテレビドラマ、CMの撮影に適したところとして、宮崎県が注目されています。
 その理由の一つには、宮崎県に、真っ青な空と紺碧の海に縁取られた美しい海岸線、手つかずの緑豊かな山々と、心安らぐ日本の原風景などの抜群のロケーションが残されているからだと思います。 例えば、韓国ドラマ『ウェディング』では、太陽が燦々と降り注ぐ日南海岸において、韓国の人気俳優によるロマンチックな新婚旅行のシーンが撮影され、NHKの『女神の恋』では、高千穂町のどこか懐かしくやわらかい風景を背景に、コメディタッチの明るいドラマが描かれ、また、NHKの連続テレビ小説『わかば』では、大手門や武家屋敷の佇まいなど、日南市飫肥の心をつつむような静かな街並みがドラマの魅力を引きたてました。
 さらに、宮崎県は、平均気温が高く、日照時間や快晴日数は全国でもトップクラスにあるなど、一年を通じて安定した気象条件を有しています。例えば、映画『棒たおし!』では、宮崎市の温暖な気候を活かして、1月に秋の運動会風景が撮影されました。また、他の地域に比べ日没の時間が遅いことや、南国特有の光の強さも、撮影に大変有利です。
 そして、最も重要なことですが、県民を挙げた温かい協力体制があり、スタッフ・キャストのハードな撮影スケジュールを心身両面からしっかりとサポートさせていただいております。例えば、平成15年のキネマ旬報日本映画ベストワンに選ばれた『美しい夏キリシマ』では、数千人の地元ボランティアの協力により、昭和20年当時のえびの市が再現され、石井十次を描いた映画『石井のおとうさんありがとう』でも、ロケ地となった高鍋町などから多くのボランティアの参加がありました。また、平成18年5月公開の話題作『LIMIT OF LOVE 海猿』では、宮崎市を中心に海難救助のシーンなどが撮影され、船の乗客役のエキストラとして、延べ約2千人の県民が参加したところです。
 こうした宮崎県のロケ地としてのポテンシャルを最大限に活かし、これまで以上に、映像制作者の皆様のニーズにきめ細かく応えられるよう、撮影環境や受入体制の整備を図るとともに、多彩な地域資源を活用した良質なオンリーワンの映像素材の提供に努めていくため、このたび、宮崎県において、「宮崎フィルム・コミッション」を設立することにいたしました。
 この冊子は、フィルム・コミッションの設立に当たって、これまで宮崎県とご縁のありました映画監督をはじめとする映像制作者の方々に、本県でロケを行った感想やロケ地としての魅力などをお伺いし、まとめたものです。映像制作者の皆様方におかれましては、是非、ご一読いただき、次回作のロケ地として宮崎県をご検討いただければ幸いに存じます。
 最後に、ご多忙の中、ご来県の上、快くインタビューに応じていただき、あるいは、ご寄稿くださった皆様のご厚意に心から感謝申し上げます。

 
宮崎フィルム・コミッション
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