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基本的にロケ地を決めるときは、ドラマのコンセプトからくるイメージを持ってい
ろんなところにロケハンに行きます。『わかば』という作品では“人の心を癒す”が
テーマでした。その意味では緑豊かな宮崎の中でも、単に自然があるだけではなく、
人々の生活の匂いのある城下町の“飫肥”を選ばせていただきました。
ドラマを制作する立場からいうとコンパクトでなおかつ自然との融合が図られてい
る撮影場所というのはなかなか無いものです。それに加え焼酎という産業が身近なと
ころにあったというのもポイントでした。
宮崎県以外にも候補地はありました。しかし、地元の方は気づかないかもしれませ
んが、飫肥のように緑が豊かで、それが生活と融合している土地はいろいろな場所を
見てきた私たちにとってやっと見つけた貴重なロケ地だったのでした。その意味では
綾町も高千穂も椎葉も東郷町も魅力的だったのですが、このドラマのコンセプトに一
番近いのが飫肥だったのです。
今回、ドラマ番組を作りあげていく過程を地元の方々と共有することができてすご
く感謝しています。撮影に協力していただいた皆さんに助けられ作品を作らせていた
だいたというのが私たちの感想です。本当に皆さんの温かい応援に支えられて撮影で
きたなと思います。最近は都市部では「撮影?無理だよ」と言われることが多いので
すが、飫肥ではそんなことはありませんでした。市役所もたいへん協力的で、担当の
方が事前にロケ関係の連絡をしていただき、スムーズに撮影ができ感謝しています。
どんな要望にもノーと言わずに次に何をしたらいいかを理解していただき地元の協
力をとりつけていただき大変助かりました。将来時代劇などのロケでも伺えるかもし
れませんね。 |