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私自身の映画のキャンペーンとして宮崎を訪れるのは3回目になりますが、実際は
宮崎にもっとお邪魔しています。かつて映画会社(日本ユナイト映画)の宣伝を私は
担当しておりまして『007』シリーズなどをやっていた訳ですが、そのときに何回
か来てますし、また個人的にもお伺いしてますよ。一人旅が好きで、考古学的なもの
にも興味がございましてね。それはまず、日本の文化の発祥の地であるということで
すね。歴史的に本当に興味深い。高千穂の峰というのは、それこそいくつもありまし
て、すべて見ていますが宮崎から見たそれが本当だろうという気がしますね。
アメリカは映画の撮影に寛容ではありますが、アメリカ映画の歴史においてもそれ
が一朝一夕で出来上がったものではないんです。最初にニューヨーク、またはロサン
ジェルスにおいて隠し撮りでその町の風景を撮っていたものが、そういう隠し撮りを
しないでください、その代わりにこれこれのお金を出してくれれば、それこそ自由に
映画を撮っていただいて結構です、その為の一帯を統率する警官まで貸し出しましょ
う、ということで徐々に大きくなっていったものなんですね。そしてそうすることが
ニューヨークならニューヨーク、ロスならロスの観光地的な見地からのプラスにもな
るということでね。日本の映画に対する認知度の低さに関しては私なんかも実に悔し
いですね。だからそこをまず変えていきたいですね。
私自身、宮崎で時代劇なんかどうかな、というのがあります。それもチャンバラで
はなく男女の愛を映し出すようなね。宮崎の陽光の中でそれが撮れれば、ちょっと日
本離れしたいいものができると思うんですけどね。いずれにしても背景の中に、ドラ
マやアクションの中に土地の人の人情がうまく入っているものが撮りたいし、また見
たいですね。人間の心がちゃんと入っているようなね。 |