夜半、落ち着いた部下に促された小隊長が吹くハーモニカの調べを聞きながら、ユリ枝は、彼らが銃弾に当たらないようにと願いを込めて特攻人形を編み上げます。そして翌朝、再び行軍に戻る兵士達を見えなくなるまで見送るユリ枝に、厳格な小隊長は、部下の目も気にせず何度も手を振って応えました。しかし、その直後、突然敵機が来襲。山間にけたたましい銃声が・・・。
終戦後しばらくして、ユリ枝の元に一通の手紙が届きます。手紙を読んで胸が熱くなるユリ枝。それは、あの時の小隊長からのものでした・・・。
宮崎日日新聞と九州電力宮崎支店が主催するエッセイコンテストで、特選に輝いた作品を原作者の実弟であり、映像作家の図師三千男氏が、監督・脚本を手がけて撮った映画です。
ほとんどのシーンが宮崎県内で撮影され、スタッフの多くが本県在住者、または出身者で固められた、文字通り本県発の映画です。

http://www.office-new-ta.co.jp/39nenga/top.html
|